ハト対策に失敗していませんか？その方法は見直すべきかもしれません

鳩対策・駆除には、さまざまな方法があります。一般家庭だけでなく、企業や施設などでも何かしらの対策を採られていることでしょう。では、その方法で十分な効果は確認できたでしょうか？　きっと、納得できている方は少ないはずです。

これまでの鳩対策とその実態

鳩対策でクリアすべき条件は、「効果の長期維持」「建物の景観維持」「無害性」の3つです。これまでの鳩対策は、どれもそのいずれかが欠けてしまっていました。

	ネットを張る
	ベランダ・バルコニーなどに鳩よけの専用ネットを張り、侵入を防止する方法。 ベランダ・バルコニーに侵入されることはないものの、周囲に寄り付いて結果的に建物が糞で汚れてしまう。 【さらにこんな欠点も】 建物の景観を損なう 非常時の避難の妨げになる ネット取付時に打つアンカーにより、建物が傷んでしまう 燃えやすい

	ピアノ線を張る
	窓枠や雨どいなどにピアノ線を張り、鳩の足場を奪う方法。 鳩はすぐに慣れてしまい、ピアノ線をよけて集まってしまう。 【さらにこんな欠点も】 高所での作業に危険が伴う 耐用年数が短い

	プロテクターを置く
	針山のようなプロテクターを置き、鳩の足場をなくす方法。 鳩はすぐに慣れてしまい、すき間に止まったり枝を集めて巣に活用したりしてしまう。 【さらにこんな欠点も】 プロテクターが目立ち、建物の景観を損なう 逆に鳩が寄り付く巣となってしまう

	紐でくくる
	ベランダ・バルコニーと手すりをビニール紐などでくくり、足場を不安定にさせる方法。 鳩はすぐに慣れてしまい、紐の上で止まってしまう。 【さらにこんな欠点も】 紐が目立ち、建物の景観を損なう 耐用年数が短い

	（BS-T以外の）薬剤を塗布する
	強力な薬剤を塗布し、鳩を寄り付かなくさせる。 効果はあるものの、薬が強すぎて鳩がその場で死んでしまう。 【さらにこんな欠点も】 鳩の遺骸を処理しなければならない 人体に悪影響が出るおそれがある